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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年09月23日

虹は何色なのか七色なのか -七色は欧米か・・・

皆さん、コンニチハ。
まだまだ暑い日が続きますが、暦の上ではもう秋でございます。
北方のほうでは、早くも山々が緑から緑黄に徐々に変化していきます。
日本四季の変化に富んだ移ろいは、この国の「宝物」であります。

さて、変化といえばキョンキョンのヤマトナデシコ七変化

「絵になるね、きわめつけ!」

ときたもんですが、

「七変化(しちへんげ)」の由来は日本舞踊の形式からきていて、

「七種の小品舞踊を組み合わせ、一人の俳優が連続して早変わりして踊ること」

という訳ですから、まさに「からくりの 早変わり」なんですね。
ちなみに「七変化」という別称の花があるのを知っていますか?
皆さんが良―くご存知の「アジサイ」でございます。
詳しくは最近流行のインターネットで調べて下さい。
と言うわけで 今回は「七」に因んだ色のお話を。
 
「七」と「色」で最初に連想されるのは、おそらく「虹」ではないでしょうか。
「虹」「七色」「レインボー」「レインボー」は「rainbow。語源はrain(雨)+bow(弓)。
bowの語源は「曲がる」→弓。bowの語源は「曲がる」
「雨が曲がっている」上手いこと表現できていると思いませんか?皆さんどうでしょう?
「虹」の「七色」をちゃんと答えられますか?

「虹」の「七色」の解答ですが でございます。 

しかし、この「七色」お国や時代が変わると正解が変わるんです、面白いですよね。
エッ!どう変わるかって? それは勤勉な皆さんの自由研究といたしましょう。

いまとなっては、「七色」の虹は当たり前なのですが、
その昔、日本では「五色」と伝えられていました。
これは古い中国文化の思想「陰陽五行説」に由来します。
少しわかりにくいのですが、「五行」の説明を。

「五行」とは五大自然要素つまり 「木・火・土・金・水」 を表します。

それを色に例えまして、「五色」つまり
木を示す(青) 火を示す(赤) 土を表す(黄) 金を表す(白) 水を示す(黒)。 
「金=白」と「水=黒」は少し判りにくいですが、他は連想できますよね。
日本文化の伝来始祖は中国交易と密接な関係があったので、
この「陰陽五行説」の「五色」が古来日本色相の基礎となりました。
ですから、明治時代になり欧米文化が流入するまでは、
日本の「虹」は「五色」だった訳です。色の歴史はトテモ興味深いですね。

余談になりますが、日本全国に点在する五色沼(ごしきぬま)は、
この「五行思想」に由来するんです。他にも「七」に関係する「色」として、
「七宝」「七草(春・秋)」「七玉(ドラゴンボール)」と様々な「七」の色種があるようです。

以前、このコーナーで「五色」のヒーロー「秘密戦隊ゴレンジャー」を紹介させて頂きましたが、
実は「七色」のヒーローもいたんですよ。その名も「愛の戦士レインボーマン」。
主人公、ヤマトタケシが「七曜」の力を駆使し、平和の為でなく ・・・当時としては
ちょっと変わった政治色の強い作品で、日本特撮の中でも異色のものと言えます。
興味ある方は、何とかしてご覧くださいネ。



  画像はイメージでございます

色彩コーディネーター監修
  


Posted by はるなのフルーツ at 21:11Comments(0)色彩風芸帳