2011年12月03日

12月3日


12月3日です。

今日、仕事ではありますが 久々に友人と会いました。

郷土料理研究家である彼は その業界において

活躍をしておりまして、 ココでは紹介できないのですが

「えッ!あの番組の?」

といわゆる テレビ番組の料理なんかのコーディネイトしていたようで

私なんかは さも自分のことのように 「自慢」をさせてもらっております。
(そういった意味では この記事自体がそうですネ)

彼の紹介をこのブログ上で紹介するには

それは それは 私の根気が相当必要なのでありますが、

チョットした昔話しを紹介したいと思います。


5年くらい前でありましょうか、ある温泉地の古民家を借りた

その彼は 地元の氏子さん達で毎年行っている 八幡様の神事に

お呼ばれをされるようになり、その話しを羨ましく思っていた私の話しを

氏子さん達にしてくれて、私も遂に その神事にお呼ばれされる事になりました。


4月と10月、年に2回 その神事は行われており

神事のあとは 小さな 社(やしろ)の中で、

神様と氏子さん達と一緒に 地元の御馳走を頂けるという

もう夢のような席なのでありました。

人生の大先輩でもある 氏子さん達は

若輩である私たちに その昔の習慣や風習

その温泉街の歴史・文化に至るまで

それはそれは 親切にお話しをしてくださり、

その昔 三味線を片手にその温泉街一の

芸者さんと呼ばれていたという 87歳の女性が

「いやぁーネー もう 声がでないわぁー」

と言いながらも その温泉街の小唄なんかを

御披露してくださって、私とその友人なんかは

もう滅茶苦茶 興奮をしてしまったのありました。

なんでもその女性が言うには

「この神事に出席できるのはコレが最後なのよぉ

息子が 玉村に家を建てたんでぇ そっちに一緒に行くのよぉ・・・」


と少し淋しそうにおっしゃておりました。

「でもねぇ、最後にこの小唄がみんなの前で

唄えて良かったわぁー、八幡様の前でも御披露できたしねぇー」


お年を召されていても 「美人」の風格をお持ちのその女性は

ステキな笑顔で私たちに微笑んで下さいました。


宴のさなか、氏子の代表の方が私たちに言いました、

「そうだぁ、今度 この社(やしろ)を改修すんだけどぉーよー

あんた達、少し浄財を寄付してくれればぁ、名前を

額にいれるけどぉー どうだぁい?」


私と彼は 迷うことなく

「ハイ、寄付します! 名前入れてくださいッ!」


その3ヶ月後・・・・・


私は 何だか 合格発表を 確認に行くような・・・

ソワソワした気分でその社に向ったのでありました・・・・





12月3日
 歴史に名前を刻むことが出来ましたッ!
 

 (※今日のタイトルとこの記事の関連はありません)


 





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Posted by はるなのフルーツ at 01:33│Comments(0)フルーツ日記
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